先月、株式会社環境管理センター
の創業者の水落陽典会長が天に召された。
水落会長は、若い頃サトウ製薬にお勤めになられていて、あのユンケルの開発に関われたそうだ。
仲間とサトウ製薬を辞めて、環境管理センターを創業し、その会社を上場をさせた素晴らしい経営者でもあり、先に述べたように技術者でもあった方だが、何より水落会長を知っている方なら皆さん感じるだろうが、豪快で素晴らしいリーダーシップを持たれたとても魅力ある漢(おとこ)の方だった。
わたしが、10年位前に
『会長上場をされたのは、どうしてですか?』
と経営者として、上場のリスクもある中でどういう決断だったのか?と云う疑問をぶつけると、
『俺はさ~、穴が壁にあるとどうしても覗きたくなるんだよ!穴があったら覗きたくならないか?それと同じだよ。ガハハハハッ!』
いつも豪快な笑い方で、水落会長がいらっしゃると一気に場が明るくなる。
その逆もありで、水落会長が納得されていないことがあると場が緊張したものだ。
昨晩、株式会社環境管理センターの現在社長であり、水落会長のご子息でもある水落憲吾社長さんと株式会社安藤物産の安藤謙一郎社長と私とで水落会長を偲んで、会長が良くお出かけされていた日野寿司で会食をさせていただいた。
たくさんの会長の想い出話で盛り上がった。
経営者としての立場でのお話もたくさんさせていただいた。
お二人は、間違いなく日本を背負っていかれる素晴らしい経営者だ。
お二人からは、たくさんの学びをさせていただいている。
この様なお二人との結び付をつくって下さった水落会長に改めて感謝をしたい。
『水落会長の豪快な笑い方が聞けなくなったのは、寂しいですが憲吾社長の豪快な笑い方は、間違いなく会長譲りでとても素敵な笑い方です!
天国で安心して、憲吾社長を見守ってくださいませ。
本当にお世話になりました。
会長 ありがとうございました。』