梅達でバンガローを借りて1泊の予定でバーベキューを多摩川の渓谷でした時のお話だそうだ。
昼間からバーベキューをして沢山のお酒を飲み夕方になった時、Kが尿意をもようしてトイレに行こうと下りの階段を一人で降りて行ったところ酔っぱらっていたので転んで階段を転がって落ちてけがをしたらしい。
大きな音がして、みんなで助けに行ったところ、顔や腕などから血が出てかなりひどい状態だったらしく、みんなで付き添ってバーベキューをしていたところよりも上にあるバンガローで少し寝かせようと崖の一番上のバンガローの前まで連れて行ったそうだ。
すると、Kが
『もう大丈夫だから』
と言ってバンガローの前で休んでから中に入ると皆に伝えたことで、皆はバーべキューをしていたトイレとバンガローの中間の場所に戻ったらしい。
すると、しばらくすると
『ドスン』
と云う本当に大きな音がしたらしい。
川の向こう側のバンガローの人たちも地響きがしたとビックリして出てきたらしい。
なんとKは、バンガローの手すりに寄り掛かろうとして、手すりと手すりの間から10メートル位下の崖の下の道まで落っこちてしまったのだ。
皆で駆けつけると、
意識はあったが、
『命が大丈夫だろうか?』
と思うくらいの怪我の状態だったらしい。
(ちなみに現在は、何事もなかったように元気にしている。)
救急車を呼んで事情を話すと車の通る処までは、皆で連れて来ておいて欲しいと言われたそうだ。
みんなで簡単なタンカをつくってなんとか道路まで連れて行った。
救急車で青梅の病院に運ばれた。
その救急車には、Kは一人で来ていたので友人の榎本が同乗をして行った。
相当な怪我で痛みがひどい状況だったらしいが、後で本人の話を聞いたら
『痛みもひどかったが、尿意もつらかった。でもそのお蔭で痛みを忘れられていた。』
と言っていたそうだ。
それはそうだ。
元は、バーベキューでしこたま飲んで、トイレに行こうとした事から階段で転んで怪我をした訳で、救急車に乗って病院に着くまでに優にそれから2時間を過ぎていたらしいのだ。
想像して味噌。
トイレに行こうと思ってそこへ向かう行動を起こしてから、2時間我慢するって結構きつくない?
膀胱破裂しそうじゃん。
てな話を今元気になったから、問題無いだろうが笑いながら渋滞中に梅が話すのだ。(笑)
『そんでさ~~~、病院に着いたらNがずっと我慢していたから、オシッコしたいって言って尿瓶にしたらしいんだけど、一つじゃ足りなくておかわりしたらしいよ。尿瓶2杯!榎本が取ったらしいよ!』
『マジ!ぎゃはははhっ!』
私は、尿瓶2杯を想像して大笑いをしたのだ。
危ない危ない渋滞でよかったぜ!
また、梅丸夫婦のせいで笑い過ぎて頭が真っ白になるところだったぜ!
皆さんも、バーベキューの季節ですがトイレには自分で歩けるくらいにお酒は程々にしましょうぜ!と云うお話でした。
尿瓶2杯はきついぜ!