この朝食も当時の特攻隊の方々と同じように、お箸などが付かない状態で、用意がされている。
今の時代、当たり前にお箸が付いているものと思っていることを知る教えの為だ。
そのことに付いてのお話をいただき、その後にお箸を配られ、朝食をいただく。
朝食の後は、女将さんの2時間の講話していただいた。
『家族、友達、地域社会、卒業した学校、会社、日本、世界、地球に何が出来ているか?』
と云うお話だ。
本当に、このような機会が無ければ、自分に問いかけることが無い方が多いはずだ。
とても有意義なお話だ。
その後、この富屋旅館の前の当時の富屋食堂を舞台にした、
『俺は、君のためにこそ 死にに行く』
のプロモーションビデオを観た。
この映画は、本当に涙なしでは観れない映画だ。
余談だが、私は研修から帰ってきて2回観なおした。
その後、一番上のご紹介をした弊社で献上させていただいた灯篭を見学した後に、知覧特攻平和会館を見学した。
見学後、そのままバスで一切観光せずに、鹿児島空港に向かった。
バスの中で、各自の研修の感想を発表してもらった。
鹿児島空港に着いて最後の研修をし、解散をした。
この研修が、参加した人にとって有意義なものになってもらえたら、幸いだ。