本。
小学生の頃、読書と云う事をいつの日か教わり、夏休みとかに宿題で強制的に読まされていたもの。
私の感覚はそんなものだった。
16歳の時に、矢沢永吉さんの『成り上がり』とかは読んだけど、それ以外で、自分から、本を読むことなんて皆無だった。
基本的に本を読む事なんて無いくらいに、やさぐれた生活をしていた。
その後、国立の施設に入れられて、仕方なく暇なので、本を読んだ。
その時に、山岡荘八さんの『徳川家康』や赤川次郎さんの『三毛猫ホームズ』シリーズを読んで本の楽しさを知った。
会社を経営するようになって必要に駆られて、ビジネス書などを読むようになった。
そして、下記の 『事業を失敗するコツ』 と云う経営者の最低の心構えを書いたものをもらって、それ以降は、自分から積極的に本を読むようになった。
別に経営者でなくても、本を読む人と読まない人では、間違いなく統計学で本を読む人の方が読まない人より幸せな人生を歩んでいると思う。
だいたい、
『本を読まないからって、幸せになれないなんて、そんな事はない!』
って言っている人は、本を読まない人だからね!
読んでいる人で上記の事を云う人は、心の中では理解している筈だ。
人生は、一度きりの中で、読書は、疑似体験をさせてくれたり、想像力を膨らませて文章から情景を浮かべたりと、頭にとって大事な訓練をしているありがたいものだ。
弊社では、従業員が幸せになって欲しいと願う気持ちから、推薦図書制度があり、豊かな人生を歩むための心構えに役立ててもらうようにしている。
私も人に自分の読んだ本を薦めるようになって、本を推薦する時の気持ちを知った。
生半可な気持ちで本は、紹介出来ないものだ。
その人の人生に影響を与えるわけだから。
私は現在人に本を推薦されたら、必ず読むようにしている。
そして、その推薦してくれた方の想いも感じながら、本を読むようにしている。
大体の場合、感謝、感激をするものだ。
今日、私の尊敬する大阪のS助さんから、本が家に届いた。
『インドネシアのバリに縁があるんだから、読んどいて!感動するよ!』
と、メールを先日いただいた。
本当にありがたいのだ!
S助さんの想いを感じながら、読書をするのだ!
幸せ、幸せ!